【時代】明末清初
【産地】中国景徳鎮
【寸法】h.4cm 口径 6.7cm 重量40g
【状態】虫食いを金繕 入
【箱 】有りません
【伝来】有りません
古染付は明末清初の時代、景徳鎮で作られた染付磁器を指します。中国は王朝が交代する時代の大きな転換期でした。その為染付磁器の焼成も質が下がり、いらゆる虫食いと呼ばれる釉薬のハゲが目立ちはじめます。この虫食いを金繕することが一時期流行りました。特に煎茶道具によく見られるように思います。
本作は虫食いを丁寧に金繕してあります。これが少し覆輪の様にも見えて面白いです。残念ながら一本入が有りますが、使用に問題は有りません。薄作りで光にかざすと蓮の葉の模様が浮かび、なんとも雅な雰囲気がします。
※手洗いで、優しく洗ってお使いください。