【時代】幕末
【産地】広島 岩谷
【寸法】h.20.7cm 一辺.11cm 重量660g
【状態】強い貫入多数
【箱 】有りません
【伝来】有りません
鞆徳利とは鞆で生まれた保命酒を詰めて売っていた酒瓶のことです。
江戸後期庶民文化が発展し、旅行もその一つとして流行しました。鞆の土産に保命酒を、という訳で大変に多くの保命酒が売れ、更に差別化を図ろうと作られたのが鞆徳利です。地元福山の岩谷焼を始め、備前、砥部、丹波、有田など多くで徳利がつくられました。
色絵磁器が最上級で、備前のような土物が安価でした。岩谷の色絵磁器は、鞆徳利が作られ始めた早い時期からあり、献上手などさまざまな図柄があります。
本作は鞆徳利のなかでも人気の高い葡萄文です。貫入がかなり強く、短めの入も見える事から、この値段にしましたが、かなりお買い得な価格だと思っています。
是非これを機に、鞆徳利を一つお持ちになるのはいかがでしょうか?
※商品到着後、優しく洗ってからご使用ください。