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伊万里色絵花盆尺皿
¥50,000
【時代】江戸元禄 【産地】伊万里・有田 【寸法】h.5.0cm Φ.30.0cm 9300g 【状態】良好 【箱 】有ります。 【伝来】有りません 伊万里焼は元禄期にピークを迎えます。それまでの中国に代わり日本産の磁器が世界中から求められ、その絶頂期が元禄期であります。特にヨーロッパへの輸出が多く、当時のヨーロッパ貴族の趣味に合わせた物が大量に取引されました。 本作は当時ヨーロッパへ渡った伊万里の尺皿です。金彩をふんだんに使い、色も鮮やかで非常に豪華に作られています。所謂里帰りと呼ばれるタイプの伊万里です。日本的な余白を活かした美や、着物のデザインの様な図柄とは異なり、迫力と鮮やかさを重点的に作られています。 金彩も残っている方だと思います。スレも少なく状態はかなり良いものです。 こんなお皿を一枚部屋に飾るだけで、ガラッと部屋の雰囲気が変わると思います。 ※写真と現物の色合いが若干異なります。かなり丁寧に色を近づけてはいますが、その点はご了承ください。
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古染付蓮池水鳥図芙蓉手皿
¥150,000
【時代】明末清初 【産地】中国景徳鎮 【寸法】h.4.5cm Φ.28.0cm 670g 【状態】良好 虫食い 高台にホツ 見込みに若干のフリモノ 【箱 】有ります。 【伝来】有りません 古染付は明末清初の時代、景徳鎮で作られた染付磁器を指します。中国は王朝が交代する時代の大きな転換期でした。その為染付磁器の焼成も質が下がり、いらゆる虫食いと呼ばれる釉薬のハゲが目立ちはじめます。これを当時の日本の茶人が好み、多くの古染付が日本に将来されました。 本作は古染付大皿です。見込みには蓮の花と水鳥が三羽描かれています。呉須の発色も良く、素地も綺麗で、鑑賞にもってこいのお皿です。縁が花弁のように見える絵付けのスタイルから、芙蓉手と呼ばれいます。この芙蓉手は日本のみならず、ヨーロッパにも数多く輸出され、当時のヨーロッパ絵画の中にも良く登場してきます。正に17世紀、中国を代表する焼き物と云えます。 ※写真と現物の色合いが若干異なります。かなり丁寧に色を近づけてはいますが、その点はご了承ください。
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古染付芦雁図五寸皿
¥33,000
【時代】明末清初 【産地】中国景徳鎮 【寸法】h.3cm 直径15.5 cm 重量170g 【状態】虫食い トリアシ(約6㎝)飛んでいる雁の上にあります。 【箱 】有りません 【伝来】有りません 古染付は明末清初の時代、景徳鎮で作られた染付磁器を指します。中国は王朝が交代する時代の大きな転換期でした。その為染付磁器の焼成も質が下がり、いらゆる虫食いと呼ばれる釉薬のハゲが目立ちはじめます。この虫食い当時の日本の茶人たちが面白がり、様々な物を注文し、招来しました。 本作は芦雁の図を見込みいっぱいに描いた五寸皿である。実は明末清初辺りから、有名な画題をそのまま器に描き込むという事が増えてきました。それまでは縁に決まった紋様があり、窓絵の中に物語のような絵が描かれることはありましたが、縁いっぱい迄絵を描くという手法は殆ど見られていません。ところが明末から急激にこの手の手法が増え、清朝へと続いていきます。 本作に描かれている芦雁の図は「秋も末になつて芦荻の穂悉くほほけて微風に絮を散らす頃、雁は北の国から渡つて来る、蓋し芦と雁とは好個の対照である、芦雁の画題は、花鳥画中極めて重要な地位を占めてゐる、漢詩にもこれがある。」と有る様に、非常に有名で古くから愛されている画題であります。 五寸皿では有りますが、見応えは十二分に有り、飾って眺められるのもよろしいかと思います。 ※優しく手洗いでご使用されることをお勧めします。
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三田青磁福寿花瓶
¥165,000
【時代】江戸後期 【産地】兵庫 三田 【寸法】h.23.6cm 胴12.2×9.6cm 重量750g 【状態】良好 【箱 】共箱と思える古い箱 【伝来】有りません 三田は寛政初年、三田の豪商神田惣兵衛が巨額の資金を投じて開窯したものです。元から青磁への憧れが強く、京都の名工奥田穎川などにも指導をこい、三田青磁を完全させます。 最盛期は文化文政間で青磁の釉調は中国の天龍寺青磁に似ています。 本作は非常に作域の良い花瓶です。生まれから花瓶として作られています。「福」と「寿」を一字づつ陽刻され、龍のような耳が有り、格調高く作られています。 両耳の丈夫に釉はげが見れますが、これは傷では有りません。 お茶会や来客の際の床飾りとして、非常に重宝すると思います。 ※商品到着後、優しく洗ってからご使用ください。